やっと暑さの終わりも見え始めてきました。
もう間も無くスポーツの秋！
ということで、マラソン大会の予定も近くなってきた子供たちも多いと思います。
小学校低学年を担当するサッカーコーチが感じた、マラソン練習について記載したいと思います。
長距離を走れるメリット
スポーツのほぼどの競技においても、長距離を走れる、体力があることはメリットだと思います。
サッカーにおいて走ることをあまり好まない指導者もいますが、
自分が考えるサッカーのチームの強さは
「技術✖️走力」
だと思っています。
技術だけ磨いても走れないと勝てない。
走力だけあっても技術がないと勝てない。
技術と走力、どちらも相手チームより上であれば試合でだいたい負けることはありません。
逆に言えば、試合に負ける場合、どちらかが相手より下だったということになります。
さらに、運動会やマラソン大会で良い成績を出せることは自分への自信にも繋がります。
毎年のイベントを利用するのは良い手段だと思います。
小学校低学年の目標タイム
自分が考える目標タイムです。
学年トップを狙っていく場合は下記タイムが目標です。
| 学年 | 距離 | 目標 |
| 1年生 | 1km | 4分30秒 |
| 2年生 | 1km | 4分15秒 |
| 3年生 | 1km | 3分55秒 |
まずは1km走を行なって自分のお子さんのタイムを測ってみてあげてください。
目標タイムまで30秒以内であれば、一ヶ月ちょいのトレーニングで狙える圏内です。
目標タイムまでまだまだ遠いようであれば、今の走力-30秒を目指してトレーニングしていきましょう。
小学校低学年の長距離トレーニング方法
小学校低学年では1km走をオススメします。
日本陸連でも5分間走を推奨していて、距離にすると約1kmです。
ただ、この時期はきついこと、辛いことへの抵抗感がかなりあるため、
マラソン＝嫌なこと
という概念をつけて欲しくないんですよね。
自分の息子の場合なんですが
「1km走を自分の全力で走る」← これはかなり辛い
らしいんですよね。当たり前ですけど。
で、提案してみたんです。
「1km走を少しゆっくりのペースでいいから走る」← これなら辛くない！
息子(小学2年生)のベストタイムが4:35くらいなのですが、5分ちょいくらいのペースであれば
それほど抵抗感がないようです。
日頃の長距離トレーニングはこれで十分だと思います。
週に2-4回の1km走(少しゆっくりペース)、１、2週に一回の1km全力測定。
これを続けるとタイムはぐんぐん伸びていくと思います。
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まとめ
まとめです。
- 長距離を走れることはスポーツをする上で強大なメリット
- 学校行事を利用して子供に自信をつけさせよう
- 学年別に目標タイムは異なる。今の実力をもとに1kmを-30秒目標にしよう。
- トレーニングは1km走で。毎回全力でなくても良いので、週に2-4回実施しよう。
- トレーニングを継続できたら、2週に1回は1km走の全力タイムを測ってみよう。速くなっているはず！
運動のシーズンです。ぜひ楽しい秋を過ごしてくださいね。
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